【最新AI英文校正】Paperpalとは?その機能とメリットを詳しく解説
この記事では研究論文を書く時に最適なツール「Paperpal」をご紹介します。

「英語で書いた文章、文法などが正しいか心配」
「論文の内容には自信がある。心配なのは英語だけ…」
「英文校正サービスに頼むには費用がかかりすぎる」
これらの悩みは英文校正AIツールのPaperpalで解決できます。
【Paperpalを使うメリット】
- 英文校正が瞬時に完了する
- 論文執筆~投稿までのサポートが網羅されている
論文投稿用の英文校正サービスを利用するとかなり大きな出費ですが、

論文投稿に慣れている研究者であれば、Paperpalだけで十分です
費用も抑えられるし、何より速いです。
Paperpalの価格は月額1,741円~。
さらに、当サイトのクーポンで20%OFFになります。
20%OFFのクーポンコード:PAP20
この記事ではそんなPaperpalのメリットや具体的な機能について詳しくまとめています。
公式サイト:Paperpal(https://paperpal.com/ja)

では、早速解説していきます!
Paperpalとは?
Paperpalは、国内最大手の英文校正サービス「エディテージ」が提供している英文校正AIツール。
Paperpalについて重要なポイント
- 論文投稿前の最終チェック
- 論文投稿前の一括チェック(英文校正含む)
- 剽窃チェック
- 論文を執筆する
- 英文校正
- リライト
- 引用を挿入する
- テキストを生成する
- 論文を読む

Paperpalだけで論文投稿ができてしまうくらいマルチな機能が備わっています
Paperpalを利用すべき理由
- 学術論文に特化した文章
- 編集内容の一貫性
- 変更履歴がわかる
- 論文特有のチェック項目を搭載
- 月額1,741円~
- クーポン「PAP20」でさらに20%OFF
日本国内No.1の利用者を誇るエディテージ。
そのプロ校正者によって蓄積された英文校正のデータを学習させたAIが「Paperpal」です。

まずはPaperpalでできることから具体的に説明していきます
Paperpalで【書きあがった論文の最終チェックをする】
チェック機能(1):論文投稿前の一括チェック
論文投稿前の重要ポイントを総合的に評価してくれる機能です。

ひと通り完成した論文をアップロードしてみましょう。
以下の2つの側面から論文のチェックが行われます
- 論文特有のチェック項目
- 本文の英文校正
論文特有のチェック項目については、ブラウザの画面上でも簡易結果が見れます。

大項目7つの計30項目でチェックされます。
チェック内容を一部抜粋👇
- メタデータ
- 著者のメールアドレス
- 著者リストなど
- 開示情報
- 著者貢献声明
- 利益相反の声明など
- 図表
- 図表の引用など
- カウント
- 原稿の長さ
- タイトルの長さ
- 構造
- IMRADに沿っているかなど
- 参考文献
- 参照カウントなど
- 言語
- 言語品質や文法など
作成されたレポートをダウンロードすることで、チェックに関する詳細な内容が確認できます👇
実際のレポート
- 論文特有のチェック項目について総括
ブラウザでも確認できた30のチェック項目について、コメントがついています。

- 変更履歴を残した修正
- コメント付きの修正案
英文校正では、冠詞、名詞の数などの文法、単語の一貫性などを全文を通してしっかりチェックしてくれます。

変更履歴を残したり、コメントを付けてくれているのがとても嬉しい点

(英文校正の内容は後から詳しく解説します)
このようにプロ校正者の英文チェックに極めて近い英文校正をリアルタイムで得ることができます!
チェック機能(2):剽窃チェック
論文投稿にあたって非常に重要な剽窃チェック。

Paperpalには標準搭載されています!
類似文献との一致率を調べて、剽窃のリスクを自動で検出します。

予期せぬ剽窃があることがあります!
確実にチェックを!
例えば以下のような剽窃
- 意図せぬ不正
- 引用論文等から英文を転用し、言い換えが不十分であるにも関わらず引用を付けていない
- 単に出典の記載漏れ
- 自己剽窃
- 自分が過去に発表した内容に出典を明記してない
論文投稿先のジャーナルから剽窃の疑いをかけられないためにも剽窃チェックはたいへん重要です!

以下のようなアウトプットが得られます👇
- 剽窃の疑いのある箇所を抽出
- 剽窃の疑いのある箇所のパーセンテージとリスト
剽窃チェックはそれ独立でも有料サービスとして成り立っている機能です。

Paperpalには標準機能として搭載されているのがすごい
Paperpalで【論文を執筆する】

ここからは論文執筆を進めるときの便利な機能を解説していきます
執筆機能(1):英文校正
選択したテキストの英文校正を瞬時に行うことができます。

先ほど説明した「論文前の一括チェック」と内容は同様です

「英文校正」モードでできることは2つ。
- (冠詞、名詞の数など)英文校正
- 一貫性チェック
(冠詞、名詞の数などの)英文校正
文法ミスや不自然な表現を修正してくれます。

以下のように、1か所ずつリストになって提案されます。

それぞれ修正を「受け入れる」か「拒否するか」を選択!

ひとつずつ確認して選択できる点が嬉しいですね
一貫性チェック
用語や時制のブレ、語調のばらつきなどをAIが自動で検出し、修正提案をしてくれます。
全体を通じて一貫性を保った論文に仕上がります。

上の図では、”anti-phage(ハイフンあり)”と”antiphage(ハイフンなし)”で統一されていないことが指摘されています。

こちらも1か所ずつ確認して修正しましょう。
一括修正も可能です。
執筆機能(2):リライト
Paperpalのリライト機能では、自分が書いたテキストをより自然で学術的な表現にリライトしてくれます。

カジュアルな文章でも学術論文にふさわしいトーンに整えられます。
リライトには以下のようなモードがあります。
- パラフレーズ
- 学術英語変換
- 流暢さをUP
- 簡素化
- 単語数削減
- トーンを変える
- 同義語提案
言い換えたいテキストを選択した状態で、言い換えたいモードを選択します。

提案された文章が気に入らなければ、再度文章を生成し直すこともできます。


気に入った表現が見つかるまで何度もリトライできるのが魅力
執筆機能(3):引用を挿入
研究テーマに基づいて関連論文を検索し、正しい形式で引用を自動生成できます。
文献と参考文献リストがワンクリックで文章中に挿入されます。


論文はライブラリーに保存されていくので、一度アップすればいつでも引用に使用することができます
執筆機能(4):テキストを生成
Paperpalの「Write」機能では、研究トピックや概要を入力するだけで、論文の草稿をAIが自動生成します。
構成や言い回しも論文形式に整っており、執筆の出発点として使えます。


はじめは指示の入れ方が難しく感じるかもしれません
ゼロから論文を書き進めるよりはるかにスムーズに執筆が進みます。
執筆機能(5):論文の内容を確認する
PDFをアップロードすると、その内容についてAIに質問できるチャット機能が使えます。

論文の要点を素早く把握したり、気になる部分を深掘りできます
執筆中「この論文はどんな内容だった?」というときに便利。

※チャットスペースは現在のところ英語でのアウトプットのみです。
Paperpalを利用すべき理由

英文校正ってChatGPTでも十分なんじゃない?

このような疑問に対して、Paperpalを利用するべき理由をご説明していきます
学術論文に特化した文章
Paperpal | ChatGPT等 |
---|---|
学術論文などのアカデミックな文章に最適化 | アカデミックな文章にも対応できるが、「カジュアルになりすぎる」「形式に厳しくない」こともあり、不安が残る |
Paperpalではアカデミックな文章に最適化されています。
論文に適した文章へワンクリックでリライトできます。

編集内容の一貫性
Paperpal | ChatGPT等 |
---|---|
冠詞・前置詞・時制の一貫性が保持される | 文脈次第で判断がブレるなど、一貫性が取りづらい |

たとえば「a/an/the」のミス、複数形、時制のブレなど全文を通してチェックし、一貫性を保ちます
変更履歴がわかる
Paperpal | ChatGPT等 |
---|---|
変更履歴がわかる | その場で全体を書き換えるため、どこがどう直ったかが見えづらい |

元の文章と提案の差が明確です
変更推奨箇所は1つずつ確認できるので、変更を受け入れるかどうかの選択ができることも便利ですね。
修正の根拠が提示されるツールもあり、学習にもなります。
論文執筆の一括支援
Paperpal | ChatGPT等 |
---|---|
論文投稿前の形式的なチェックや剽窃チェックまで搭載 | ChatGPT単体では難しい |

論文執筆の支援がまるごと標準搭載されています
以上のようにPaperpalは研究者が論文を書くために最適化されたツール。
ChatGPT等の生成AIのようにプロンプトを考える必要もありません。
【Paperpalを使うメリット】
- 英文校正が瞬時に完了する
- 論文執筆~投稿までのサポートが網羅されている

ぜひとも利用してみてください
Paperpalを利用できる執筆環境
- ウェブ上のPaperpal
- Word
- Overleaf
- Google ドキュメント
Paperpalのツール上だけでなく、拡張機能をインストールすることでWordなどの外部環境でも利用できるのが嬉しい点です。

Paperpalの料金プラン
Paperpalには2つのプランがあります。
- 無料プラン
- Primeプラン
- クーポンを利用して月額1,741円~
Primeプランの料金
1か月・3か月・年間契約の3プランから選択できます。

年間契約が断然お得
月額プラン | 3か月プラン | \おすすめ/ 年額プラン |
---|---|---|
4,400円/月 | 2,933円/月 | 1,741円/月 |
※変動することがあるため公式サイトでもご確認ください。
当サイトのクーポンをご利用頂ければ上記の金額から20%OFFになります。
20%OFFのクーポンコード:PAP20
無料プランと有料プランの違い
- 英文校正と一貫性チェックの数
- AI機能※の利用回数
- 剽窃チェックの単語数
無料プラン | Plusプラン | |
---|---|---|
英文校正と一貫性チェック | 200提案/月まで | 無制限 |
AI機能※ | 5回/日 | 無制限 |
引用生成 | 無制限 | 無制限 |
剽窃チェック | 7,000単語/月 | (無料プランより高品質) | 10,000単語/月
投稿前一括チェック | 制限ありで | 可能無制限 |
※AI機能:リライト、リサーチと引用、テキスト生成、テンプレートのこと
「英文校正と一貫性チェック」の200提案/月という回数はあっという間です💦

お試しで無料プラン、本気で使うならPrimeプランですね
Paperpalだけで論文投稿できるか
Paperpalだけで論文投稿までできるケース
以下のような場合ならPaperpalだけで論文投稿までできます。
- 論文の論理構成に不安はない
- 論文投稿に関わるやり取りに慣れている
専門家による英文校正サービスに依頼するより圧倒的に安価で、時間もかかりません。
専門家による英文校正サービスをおすすめするケース
- 論文の論理構成の改善を希望する
- 論文投稿に関わるやり取りに不安がある
Paperpalでは、論文構成に踏み込んだ校正は行われません。
論理展開、ストーリーを改善して「より良い論文にしたい」という希望がある場合には、専門家による英文校正サービスをお勧めします。
エディテージの「専門家による英文校正サービス」では以下のようなプランがあります。


「記事構成にまで踏み込んだ校正」が希望であればプレミアムプラン以上
プレミアムプラン以上では下の図のように文章単位での修正が入ります。

さらに、論文投稿に関わるやり取りに不安がある場合にも、専門家による英文校正サービスがおすすめです。
以下のような包括的なサービスを受けることができます👇
- 投稿規定に合わせたフォーマット調整
- 投稿規定に合わせた単語数削減
- 英文校正証明書
- カバーレターの作成
- 投稿前査読
- 査読コメント対策
- 再校正
Paperpalを使って論文を仕上げた後に、エディテージの「ポストAIプラン」で比較的安価に英文校正サービスを利用することもできます。

エディテージの英文校正サービスについては、下の記事で詳しく解説しています
まとめ
この記事ではAI英文校正ツール「Paperpal」についてまとめました!
- 論文投稿前の最終チェック
- 論文投稿前の一括チェック(英文校正含む)
- 剽窃チェック
- 論文を執筆する
- 英文校正
- リライト
- 引用を挿入する
- テキストを生成する
- 論文を読む

Paperpalだけで論文投稿ができてしまうくらいマルチな機能が備わっています
Paperpalを利用すべき理由
- 学術論文に特化した文章
- 編集内容の一貫性
- 変更履歴がわかる
- 論文特有のチェック項目を標準搭載
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- 英文校正が瞬時に完了する
- 論文執筆~投稿までのサポートが網羅されている
ぜひ利用してみてください!
特に論文投稿に慣れている方であれば、英文校正費用がはるかに抑えられます!
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