【最新AI英文校正】Wordvice AIとは?その機能とメリットを詳しく解説

この記事では研究論文を書く時に最適なツール「Wordvice AI ライティングツール」をご紹介します。

Wordvice AIのアイキャッチ

「英語で書いた文章、文法などが正しいか心配

「論文の内容には自信がある。心配なのは英語だけ…」

「英文校正サービスに頼むには費用がかかりすぎる」

これらの悩みは英文校正AIツールのWordvice AIで解決できます。

【Wordvice AIを使うメリット】

  • 英文校正が瞬時に完了する
  • 英文の執筆が2倍速になる

論文投稿用の英文校正サービスを利用するとかなり大きな出費ですが、

あかのん

論文投稿に慣れている研究者であれば、Wordvice AIだけでも投稿、アクセプトは可能です。

費用も抑えられるし、何よりその場でリアルタイムに英文チェックができるので速い。

Wordvice AIの価格は月額 1,245円~。

この記事ではそんなWordvice AIのメリットや具体的な機能について詳しくまとめています。

公式サイト:Wordvice AI(https://wordvice.ai/jp

あかのん

では、早速解説していきます!

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Wordvice AIとは?

Wordvice AI ライティングツールは、英文校正サービス「ワードバイス」が提供している英文校正AIツール

この記事のポイント

POINT
Wordvice AIの機能①:文章をチェックする
  • 文法チェック
  • 剽窃チェック(コピペチェック)
  • AIチェッカー
POINT
Wordvice AIの機能②:執筆を進める
  • 言い換え
  • 文章要約
  • 翻訳
POINT
(ChatGPT等と比較して)
Wordvice AIを利用すべき理由
  • 学術論文に特化した文章
  • 編集内容の一貫性
  • 変更履歴がわかる
  • 論文特有のチェック項目を搭載
POINT
Wordvice AIの料金プラン
  • 月額 1,245円~
POINT
Wordvice AIだけで論文投稿ができる人とできない人
あかのん

熟練者はWordvice AIだけでも論文を仕上げることができます。

専門家によるサポートを受けたい場合は、さらにネイティブ専門家による英文校正へ依頼することも可(有料)。

では早速、Wordvice AIの機能を説明していきます。

Wordvice AIで【文章のチェックをする】

  • 英文チェック
  • 剽窃チェック(コピペチェック)
  • AIコンテンツ検出

チェック機能(1):英文チェック

Wordvice AIのメインの機能が英文チェックです。

自分が書いた文章をコピペーストすることで、瞬時に英文校正を行うことができます。

Wordvice AIで英文チェック(実際の図)
あかのん

論文を執筆している場合は「Academic」モードに設定してくださいね

Wordvice AIで英文チェック(修正モードを選択)

修正のグレードには、「Light」「Standard」「Intensive」「Concise」があります。

何が出来るかは下の表👇

Light・文法
・スペル
・句読点
Standard上記に加えて
・語調の調整
・語彙の変更
・文の再構成
Intensive上記に加えて
・文章の書き換え
・より質の高い語彙変更と再構成
Concise意味を損なわずに、重要なポイントを押さえて文を簡潔にまとめる

上位グレードでは、単語ごとではなく「まとまったフレーズごと」校正をしてくれるようになります(例は下図👇)。

英文チェックの実際の例

Intensive」と「Consise」モードは有料プランのみで選択可能です。

あかのん

本気で使う人は有料プランがおすすめ

チェック機能(2):剽窃チェック

論文投稿にあたって非常に重要な剽窃チェック。

あかのん

Wordvice AIには標準搭載されています!

類似文献との一致率を調べて、剽窃のリスクを自動で検出します。

あかのん

予期せぬ剽窃があることがあります!

確実にチェックを!

例えば以下のような剽窃

  • 意図せぬ不正
    • 引用論文等から英文を転用し、言い換えが不十分であるにも関わらず引用を付けていない
    • 単に出典の記載漏れ
  • 自己剽窃
    • 自分が過去に発表した内容に出典を明記してない

論文投稿先のジャーナルから剽窃の疑いをかけられないためにも剽窃チェックはたいへん重要です!

以下のようなアウトプットが得られます👇

  • 剽窃の疑いのある箇所を抽出
  • 剽窃の疑いのある箇所のパーセンテージとリスト

剽窃チェックはそれ独立でも有料サービスとして成り立っている機能です。

あかのん

Wordvice AIには標準機能として搭載されているのがすごい

実際のアウトプット

剽窃の疑いのある箇所のパーセンテージ等👇

剽窃元として疑われる資料とその度合い👇

剽窃が疑われる箇所👇

自分では剽窃したつもりがなくても、ひっかかることがあります。

あかのん

修正しておくのが無難ですね

チェック機能(3):AIチェッカー

最近では、多くの人がAIを利用して文章を作成しています。

AIチェッカーが有用なパターンは以下:

  • 学生の場合:課題や論文提出前の最終チェック
  • 教員の場合:論文投稿前のチェック、提出された課題や論文のチェック

コピペするだけで、AIで書いたであろう文章の割合が検出されます。

実際のアウトプット

AIで書いたと思われる文章の割合👇

あかのん

Wordvice AIは、現時点で商業的に使用できるAI判定ツールの中でも広い範囲の言語モデルをカバーしているとのこと…!

AIによって生成された文だという誤解を受けないよう、このようなツールをうまく利用していきましょう。

Wordvice AIで【執筆をすすめる】

あかのん

ここからはより執筆をすすめることのできる便利な機能をご紹介します。

Wordvice AIでは以下の環境で執筆を進めることができます。

  • ウェブ上のWordvice AI
  • Word
Wordvice AIを利用できる環境

Wordvice AIのツール上だけでなく、拡張機能をインストールすることでWordでも利用できるのが嬉しい点です。

Wordvice AIの執筆機能は大きく以下の3つ。

  • パラフレーズ(言い換え)
  • 文章要約
  • 翻訳

執筆機能(1):パラフレーズ(言い換え)

元の文章の意味を保ちながら、適切な表現に言い換えることができます。

他の論文の文章を自分の論文にも取り入れたいという場合に便利です。

(他の論文の文章をそのまま利用すると剽窃になりますので…)

Wordvice AIでパラフレーズ(実際の図)

論文に使用する文章であれば「Academic」モードを選択してください。

あかのん

その他にもさまざまなモードがあります

  • Fuent
  • Professional
  • formal など

執筆機能(2):要約機能

非常に便利な要約機能。

元の文章を要約したり(短くしたり)、箇条書きにしたり、など簡単に言い換えることができます。

Wordvice AIで要約(実際の図)

要約の方法、用途、文章の長さについて、アウトプットを調整できます。

要約の方法は以下の4つ

  • Bullet points(箇条書き)
     → リスト形式で項目を並べます。情報を整理してわかりやすく提示したいときに便利です。
  • Markdown(マークダウン)
     → # 見出し*箇条書き* など、マークダウン記法を使って文章をフォーマットできます。
  • Paragraph(段落)
     → 通常の文章を整った段落形式で入力します。論文やレポートなど、まとまったテキストを書くときに使います。
  • Title(タイトル)
     → 大きな見出しを入力するためのモードです。ページやセクションのタイトルに適しています。
あかのん

用途も長さも自由に調節できます

入力可能は単語数は10,000単語。

執筆機能(3):翻訳

日本語で書いた文章もワンクリックで翻訳できます。

Wordvice AIで翻訳(実際の図)
あかのん

やはり、日本語で論理展開を進めた方が正確かつ効率的です。

Wordvice AIを利用すべき理由

Wordvice AIはこのように多機能をもつ英文校正AIです。

が……!

ChatGPTでも十分なんじゃない?

あかのん

このような疑問に対して、Wordvice AIを利用するべき理由をご説明していきます

学術論文に特化した文章

Wordvice AIChatGPT等
学術論文などのアカデミックな文章モードが搭載されているアカデミックな文章にも対応できるが、「カジュアルになりすぎる」「形式に厳しくない」こともあり、不安が残る

Wordvice AIではアカデミックな文章に最適化されています。

Wordvice AIで英文チェック(修正モードを選択)
あかのん

アカデミックモードの選択をお忘れなく

編集内容の一貫性

Wordvice AIChatGPT等
冠詞・前置詞・時制の一貫性が保持される文脈次第で判断がブレるなど、一貫性が取りづらい
あかのん

たとえば「a/an/the」のミス、複数形、時制のブレなど全文を通してチェックし、一貫性を保ちます

変更履歴がわかる

Wordvice AIChatGPT等
変更履歴がわかるその場で全体を書き換えるため、どこがどう直ったかが見えづらい
あかのん

元の文章と提案の差が明確です

変更推奨箇所は1つずつ確認できるので、変更を受け入れるかどうかの選択ができることも便利ですね。

修正の根拠が提示されるツールもあり、学習にもなります。


以上のようにWordvice AI研究者が論文を書くために最適化されたツール

ChatGPT等の生成AIのようにプロンプトを考える必要もありません。

あかのん

ぜひとも利用してみてください

Wordvice AIの料金プラン

Wordvice AIには2つのプランがあります。

  • 無料プラン
  • プレミアムプラン
    • 月額1,245円~

プレミアムプランの料金

1か月・3か月・年間契約の3プランから選択できます。

あかのん

年間契約が断然お得

月額プラン6か月プラン\おすすめ/
年額プラン
2,490円/月1,990円/月
(6ヵ月ごとに11,940円をお支払い)
1245円/月
(1年ごとに14,960円をお支払い)

※変動することがあるため公式サイトでもご確認ください。

無料プランと有料プランの違い

あかのん

では、プランで異なる点について解説していきます。

有料プランにすると…
  • 英文チェックが高品質になる
  • 剽窃チェック、AIチェッカーが使える
  • 入力可能&利用可能な単語数が増える
無料プラン有料プラン
文法チェック
Light, Standardモードのみ使用可能
Light, Standard, Intensive, Conciseモード
パラフレーズFluent, Academicモードのみ使用可能Fluent, Academic, Professional (formal/friendly), Creativeモード
文章要約利用可利用可
剽窃チェック10,000単語/月
(無料プランより高品質)
AIチェッカー無制限
入力可能な最大単語数/回500単語10,000単語
利用可能な最大単語数/月5,000単語1,000,000単語
あかのん

お試しで無料プラン、本気で使うなら有料プランですね

Wordvice AIだけで論文投稿できるか

  • Wordvice AIだけで論文投稿までできるケース
  • 専門家による英文校正サービスをおすすめするケース

Wordvice AIだけで論文投稿までできるケース

以下のような場合ならWordvice AIだけで論文投稿までできます

Wordvice AIだけで論文投稿までできるケース
  • 論文の論理構成に不安はない
  • 論文投稿に関わるやり取りに慣れている

専門家による英文校正サービスに依頼するより圧倒的に安価で、時間もかかりません

専門家による英文校正サービスをおすすめするケース

専門家による英文校正サービスをおすすめするケース
  • 論文の論理構成の改善を希望する
  • 論文投稿に関わるやり取りに不安がある

Wordvice AIでは、論理構成に踏み込んだ校正は行われません

論理展開、ストーリーを改善して「より良い論文にしたい」という希望がある場合には、専門家による英文校正サービスをお勧めします。

Wordvice AIでは専門家による英文校正サービスも提供しています。

英文校正サービスワードバイス公式HP

まとめ

この記事ではAI英文校正ツール「Wordvice AI ライティングツール」についてまとめました!

POINT
Wordvice AIで文章をチェックする
  • 文法チェック
  • コピペチェック
  • AIチェッカー
POINT
Wordvice AIで執筆を進める
  • 言い換え
  • 文章要約
  • 翻訳
POINT
(ChatGPT等と比較して)
Wordvice AIを利用すべき理由
  • 学術論文に特化した文章
  • 編集内容の一貫性
  • 変更履歴がわかる
POINT
Wordvice AIの料金プラン
  • 月額 1,245円~
POINT
Wordvice AIだけで論文投稿ができる人とできない人

Wordvice AIの英文校正AIは、研究者の論文作成を手助けし、時間と労力を圧倒的に短縮できます!

【Wordvice AIを使うメリット】

  • 英文校正が瞬時に完了する
  • 英文の執筆が2倍速になる

ぜひ利用してみてください!

Wordvice AI公式サイト:https://wordvice.ai/jp

特に論文投稿に慣れている方であれば、英文校正費用がはるかに抑えられます!

あかのん

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あかのん

研究者に有用な最新AIをピックアップしてご紹介します!

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中堅以上の研究者であれば、Paperpalだけ論文投稿までもっていくことも十分に可能。

あかのん

詳しく解説しているのでぜひ読んでみてください

解説記事はこちら【最新AI英文校正】Paperpalとは?その機能とメリットを詳しく解説

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あかのん

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